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ダイヤモンドの選び方(2)

2020.11.1

〈カラーグレード〉グレードの差は見分けが困難です。Fカラー以上がお勧めではありますが、  G.Hカラーも十分にきれいで気になりません。枠にセットされると一般の方はDもHも分からない方がほとんどです。ゴールドの枠にされる場合はHカラーでも十分にきれいです。

 

〈クラリティグレード〉VS2以上がお勧めですが、SI1でも肉眼では内包物は見えません。FLからSI1までプロでも肉眼では同じように見えます。

 

〈カット〉はダイヤモンドの美しさに人間が関与できる唯一の要素です。カットの良し悪しは輝きの良し悪しにそのまま反映されます。最高のカットであるexcellent cutをお勧めいたしますが、very good cutとの差を肉眼で分かる方はプロでもなかなかいないでしょう。

 

💎ハート&キューピット:特殊な観察器具でシンメトリー(対称性)とプロポーションの良いダイヤをクラウン側から見ると8つのハートが、テーブル側から見ると8つの矢印が見えます。(ハート&アローとも呼ばれます)

💎トリプルエクセレント(3EX):cut grade(カットの等級) polish(研磨状態) symmetry(対称性)の3つがありますが、その何れもが最上のエクセレントであるものがトリプルエクセレント(3EX)と呼ばれています。