純金(24金)に混ぜる金属のことを「割り金」と言います。
この割り金の配合率によって色合いが変化します。
代表的なのがイエローゴールド(YG)とピンクゴールド(PG)です。
昔も今もイエローゴールドが主流ですが、最近は美しく優しい色合いのピンクゴールドも若い人たちの間で人気があります。
ただ銅が多めに使われているため、酸化に弱く汗や 温泉などに反応して変色が起こりやすい という弱点があります。
ホワイトゴールド(WG) 割り金にパラジウムを使ったもので白色の金です。
プラチナの代用品として開発された金属ですが 色合いがやや黄色っぽく濁ったように見えるため
ほとんどの宝飾品にはロジウムメッキを施しています。
経年の使用により表面のロジウムがはがれ若干黄色味を帯びた地金の色が現れることがありますが、 もう一度メッキすれば新品同様になります。それに最近では割り金の技術も向上しメッキの耐久性も増したようです。