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マリッジリング(結婚指輪)の今昔

2020.11.21

最初に結婚指輪を着用した人は9世紀ローマ教皇のニコラウス一世という人で 結婚指輪をしてることが〝結婚の証〟であるとみられるようになり 貴族を中心に広まったようですが

実際にカップル同士で結婚指輪を交換し合う習慣ができたのは11世紀頃からと言われています。当時は、花婿が花嫁に金の指輪を 花嫁が花婿に鉄の指輪を贈るのが慣わしだったようです。その後 庶民の間へも普及していき 13世紀のヨーロッパで一般化していきました。

 

💍日本での結婚・婚約指輪

日本で結婚指輪が普及し始めたのは明治時代。 キリスト教式の結婚式で指輪の交換が行われ 明治の終わりには、 次第に浸透していき大正時代には、慣習が定着したようです。

 

※1926年(大正15年)11月26日の(大阪毎日新聞)に弊社の婚約ダイヤ指輪の広告があります。

婚約指輪(エンゲージリング)が普及したのは1960年頃。 1970年になると取得率は67%になり 当時は真珠や誕生石を用いるのが主流で ダイヤモンドが飛躍的に伸びたのは、テレビCMの効果でした。デ・ビアスの広告が1970年代から始まり1982年には取得率79%、ダイヤモンドの指輪は70%になりました。婚約指輪を贈る、 贈られるという行為に特別な思い入れがあるのではないでしょうか。

 

✦左手の薬指に着ける意味・・・諸説あるようですが 古代エジプトの言い伝えで左手の薬指は心臓と血管でつながっているとされパワーが宿りお互いの心をつなぐ役目があるのだとか また薬指には傷や病気を治すパワーがあるとも信じられていたそうです。 「永遠の絆・一生添い遂げたい」という願いが込められているのかもしれませんね。